■ ゼロからの出発  

タムラクリエイト株式会社(Ken’s運営会社)の設立は、文字どおりゼロからの出発でした。

その設立六年前の早春、私は新しい土地で仕事を始めることを心に決め、一本のテニスラケットと小さな「想い」を胸にJR千葉駅のホームに降りました。

 

誰ひとり知り合いのいない土地でしたが、
たくさんのお客様をはじめ多くの方々との出会いを通じ、この千葉の地に温かく受け入れてくださるようになりした。

そして一九八五年、その小さな「想い」とともにKen’sは産声をあげました。

 

スクール開講日、お客様は五十名に満たないスタートでしたが、
その「想い」は誰にも譲ることのできない大切なものでした。
それは「働いているすべてのクルー(アルバイトを含むすべてのスタッフ)からも、そしてお客様や社会からも愛され、必要とされる、なくてはならない会社を育てていきたい」というものです。


■ お客様への感謝  

今日、その「想い」は当社の「社是」「行動指針」の中に大切に引き継がれています。

千葉の地で働き始め、その六年後の創業から今日までを通して、多くのお客様をはじめクルーたち、そして社会に支えられながら、こうして今も生かされていることを心より感謝申し上げます。

 

当社にも多くの会社がそうであるように、容赦ない苦難や困難が襲ってきます。
しかし、困難や哀しさを感動や感謝や優しさに変えていけたらと、もがきながらも、不思議と幸運に恵まれ、生きながらえてくることができました。

それは、当社が過去も現在も多くの素晴らしい出会いに恵まれてきたからこそ、生かしていただいているからなのだと思います。

 

設立当初から、今でも通い続けていただいているお客様方がいらっしゃいます。
その中には、当時のスクールカードを今でも大切にお持ちいただいている方もいらっしゃいました。

ご事情があり、どうしても退会せざるを得ないお客様からの、Ken’sへの愛に溢れる長文のお手紙に涙したこともありました。

当時、ある中学生が「どうしても教えていただけなければテニスをやめます」と何度も訪ねてきました。

私は何度も何度も訪ねて来るその真摯な眼差しに心を打たれ、プライベートレッスンがはじまりました。

その後、その中学生はプロテニスプレーヤーに転向し、
世界のトップランキングプレーヤーまで上り詰めていきます。
引退後、現在は当社のジュニアテニスアカデミーの校長として、他のアカデミーコーチと共に、次世代の子供たちを育てています。アカデミーの卒業生たちのなかには再びコートに戻り、アカデミーコーチとして 子供たちを熱心に指導しているコーチたちがいます。

テニススクールは上達するための場所でもあり、お客様やコーチの生きがい、 感動や成長、絆を育む場所であることを改めて深く胸に刻みました。

 

本村剛一プロがまだ中学生だった頃、時々練習に来ていたことがありました。
彼は、今も「51塾」として九州からKen’sにやって来てくれます。

多くの一般向けのトーナメントを企画運営していた頃、 たくさんのお客様がお手伝いしてくださり、運営を支えてくださいました。

ある小学校の体育の正規授業で、テニスの指導をさせていただいています。
先生方もとても喜んでいただいてくださり、 「テニスの授業がある日は、子供たちは学校を休まないのですよ。」 とまで言っていただきました。

授業が終わり子供たちは教室に戻りますが、 体育館の端に座っていた初対面の私に、次々と笑顔でハイタッチをしてくれました。
いつか大人になってもこの日を思い出し、テニスを楽しんでくれたらと思います。

 

ちょうど高校生くらいの娘さんがスクールデビューをされた日、
ご両親をはじめご家族の方々が、ビデオを持参されながら応援に駆けつけ、娘さんに手を振っているその笑顔は、何よりもかけがえのない笑顔でした。

共に過ごさせて頂いたお客様との月日をここに書き尽くすことはできませんが、私やクルーたちの目には、そのおひとりおひとりのお姿が強く焼き付いています。


■ 社会への恩返し  

当社は、まだまだ至らないことだらけですが、「社是」のもとクルーたちが成長し、お客様や社会から心からの笑顔で喜んでいただけるよう、全力で取り組んでまいります。

当社を良くするのも悪くするのも、そこで働いているクルーがどのような会社にしていきたいか、この会社でどのように自分の大切な人生を生かしていきたいかという気持ち、心の成長が重要な意味を持ちます。

私たちは、変えてはならない当社の「想い」を貫きながら、すなわち「社是」にあるクルーの心の向かう方向を見失うことなく、お客様の大切な人生と時間を生かしていける会社に育ててまいります。

 

                               タムラクリエイト株式会社
                                 代表取締役 田村賢司

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